<ロービジョン対策カテゴリの記事一覧>

読書を助ける道具 

黄斑変性症で、視野の中心部がゆがんだり欠けたりするので、本を読むために
拡大鏡(ルーペ)を買いました。
欠けやゆがみがあっても、字が大きければ読み取れるのです。

最初に買ったのは、クリップでメガネに取り付けるタイプの拡大ルーペでした。

ホビー精密用拡大ルーペ(1.5倍) RX-4815


手が自由になる所が気に入って買ったのですが、実際に使ってみると
拡大鏡の重みでメガネがずれてしまい、どうも具合がよくありません。
値段は1500円位したのですが、結局使わなくなりました。

お店でサンプルが無かったので、試さずに買ったのが失敗でした。


この失敗に懲りて、次は文庫本を持って店に行きました。

まずは、上からのぞきこんで使うスタンド型ルーペのサンプルを試してみました。
ルーペスタンド 130mm

非球面レンズの物はひずみもなく、手も自由になってよさそうです。
お値段は3800円くらいとやや高め。

持っていった文庫本を下において試してみると、拡大される範囲がやや狭く
文字を順に追っていくと、ルーペからはみだして読む動作が中断されて
しまいます。

読書には不向きだと思ったので、これは買いませんでした。


次に試したのは、大きめのシート型の拡大鏡です。
ブックリーダー(薄型ルーペ)

本の上にかざさなければならないのが不便ですが、拡大される範囲が広く、
数行分をカバーできるため読む動作を妨げられません。

値段は800円くらいだったので、これを買って帰りました。
値段は安いですが、この拡大鏡が一番活躍しています。

難点は、夜使うと照明の光が映りこんで目が疲れることです。


その後、ペアルーペというメガネ型の拡大鏡をネットで見つけて
買うかどうか考え中です。

値段が少し高く(9800円)、おいてあるお店が無く実際に試せないので
とても欲しいのですが迷ってます。

「手が自由になる」というのは捨てがたいのです。

 ↓
 ↓

その後、ペアルーペを入手しました。

「買おうかなー、どうしようかなー」と騒いでいるのを見て、家族が
誕生日のプレゼントに買ってくれました。

ペアルーペ上 鼻あてが3cm程の折りたたみの支持竿の先に
 付いているので、手持ちの眼鏡の上に重ねられるように
 なってます。
 もちろん単体での使用も可能です。

 かけた状態を上から見ると写真のようになります。
 
倍率は1.6倍。
字が拡大されるので、新聞のような細かい文字を読むのが楽です。

難点は、鼻あての幅を調節できないので、鼻の付根のフィット感が
よくなかったこと。

そのため、手持ちの眼鏡の鼻あての上に引っ掛けるようにかけ、
単体で使うときは、鼻あて支持竿をたたんで使っています。

鼻梁が細めの人の方が合うと思います。

色付きを買いましたが、夜は少し暗く感じるので透明でも良かったかも・・。
多少不満はありますが、レンズ端の歪みがなく、疲れにくいので重宝しています。


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見えなくなる前の備え 

先月のアバスチン注射のおかげで左目の矯正視力が0.7まで改善し、
日常生活で以前ほど困らなくなりました。

見えやすくなって、つい病気のことを忘れそうになります。

しかし、黄斑変性症は進行性の病気です。

今は進行が止まっているだけで、アバスチンが切れたら
また悪くなるかもしれません。

目が見えている間に、見えなくなった時の対策情報を集めて
その時に備えなければいけないのに、つい楽しいことばかりに
時間を使っていて反省しています。

重い腰をあげて、ロービジョンの情報収集のために図書館へ行き、
大活字本コーナーの書架を見てみました。

老人になるまでは大活字本を利用することはないと思っていたのにと
感慨にふけっていると、1冊の本が目に留まりました。

「見えなくなってはじめに読む本」というタイトルの本です。

著者は、ぶどう膜炎(原田病)と緑内障で徐々に視力を失っていきます。
家庭もうまくいかなくなり離婚、そして職場(銀行)も去ることに。。

情報の80%は視覚からといいます。
視覚障害になったら誰よりも情報が必要なのに得られないという皮肉。

しかし、視能訓練で残された視野を生かす方法を知ってから
行動を起こし、みごとに社会復帰を果たします。

現在は、会社を興して自分の経験をもとにアドバイザーとしても
活躍されているそうです。


もちろん読み物としても楽しめるのですが、視覚障害になる前に
知っておくべき知識がちりばめられています。

・視覚障害になって困ること
・利用できる福祉サービス
・情報不足を補うためのアドバイス
・関連情報(本文中に出てくる病院や施設のリスト等)

特に福祉サービスについては、最新の情報を自分で調べてリストして
おくと役に立つかなと思いました。

また、この「見えなくなってはじめに読む本」は患者本人だけでなく、
患者の心理を知るために家族が読むのにも適していると思います。

実際、病院の勉強会で、患者が求めるケアを知るための教材にも
使われたようです。

図書館に置いてあると思いますので、興味があったらどうぞ。
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パソコンは低視力者の味方 

病気で視力が悪くなってから、以前よりさらにパソコンが手放せなく
なりました。

パソコンは目に悪いという説もありますが、疲れないようにさえすれば
調べもの、買い物、人との連絡用に無くてはならない便利な道具です。

本や新聞の字は小さくて読みにくても、パソコンなら字を大きくしたり、
コントラストを調節すれば読みやすくなります。


■画面の解像度を小さくする
画面の解像度を調整すると、全体的に大きく表示されるようになります。
windowsであれば、画面のプロパティ→設定→画面の解像度を800×600に
設定します。

■画面の文字を拡大する
・windows XPに「拡大鏡」というソフトがついています。
(残念ながら、あまり使い勝手がよくありません。)

・指定した範囲をルーペのように拡大するフリーソフトもあります。
desktop2.GIF

■音声読み上げソフト
字を読み上げてくれるソフトもあります。
フリーソフトで、試しにニュースを読ませてみると、ゆっくりと
広告の文字まで読んでくれました。


■デスクトップの色を変える
青い光が目に良くないという話を聞いたので、タイトルバーの色や
デスクトップの背景色を青以外の色に変えています。

デスクトップの背景色は、プロパティ→デスクトップで色や画像を
選択できます。
タイトルバーは、プロパティ→デザインで配色テーマを変えるか、
さらに細かく指定したければ詳細設定で色を設定できます。


■ログイン画面を変える
うちのパソコンのWindows XPログイン画面は、目をさすように鮮やかな
ブルーなので、他のものに変えました。
windows XPのログオン画面を変更

このように、自分の使いやすいようカスタマイズして、パソコンをより便利に
使いたいものです。
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