PDTとTTT 

滲出型の治療−1で出てきたPDT(光線力学療法)とTTT(経瞳孔温熱療法)は
弱いレーザーをあてて新生血管を枯らす方法でした。

PDTとTTT、双方の使い分けについてもう少し詳しく知りたくて
調べてみたのですが、どうもTTTの情報は少ないのです。

PDTは平成16年に認可されたこともあって、TTTをおさえて
主流になったのかもしれません。

それとも、TTTに向く症例があまりなくて使いにくいのか?

残念ながら、実際のところはよくわかりませんでした。

もし興味のある方は、眼科医に正確な情報を確認してみてください。

PDT、TTTを実施している眼科病院

捨てるのももったいないので、ネットで拾った情報を以下に
書き留めることにします。


新生血管のタイプ

蛍光眼底造影検査の結果を見て、新生血管の状態をタイプわけ
することができます。
新生血管のタイプが、治療方法を選択する情報の一つになります、

造影検査の初期から、境界がはっきりした新生血管の像が判別できる
タイプを classic型、
そうでないものを occult型と呼びます。

1人の患者に両方のタイプが混在していることも多いので、
さらに以下のように細かい分類もあります。

 (1) 病変の50%以上がClassic型 : Predominantly classic
 (2) 病変の50%未満がClassic型 : Minimally classic
 (3) Classic型の病変部がない  : Occult with no classic



■TTTでの治療を検討する要件
・一般的に、網膜色素上皮の下の新生血管に対して有効

・主に occult型 に適応

・熱が伝わるのをさえぎるため、中心窩に網膜下液があることが必要

■PDTでの治療を検討する要件
・一般的には網膜色素上皮の上にある新生血管に対して有効

・病変部が小さいと効果が認められる。
 →海外の実験で Classic型 に対して有効とされたが、
  その後多くの症例の解析が進み、タイプによらず
  病変部がある程度小さいものに有効と言われるようになった

・加齢性黄斑変性の特殊型「ポリープ状脈絡膜血管症」には効果的。

・強度近視には良い治療成績がでない
 →強度近視の人は網膜が薄いので、PDTを繰り返すと傷むらしい


タグ:PDT TTT
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黄斑変性症の治療(滲出型ー2) 

レーザーを使った治療に続いて、黄斑変性症のその他の治療法を調べてみました。

1.薬物療法

ステロイド剤や新生血管の活動を抑える薬を目に注射して、進行を抑えることを
目的とした治療です。
新生血管が中心窩に及んでいる場合の選択肢の一つになります。

注射する場所は、硝子体(しょうしたい:眼球の中の透明のゼリー状の組織)の中、
もしくは白目の下です。

目に注射をするため、まれに皮下出血、感染症が起こる可能性があります。


■アバスチン(ベバシズマブ)注射

アバスチンは抗がん剤として開発され、日本でも2007年4月に大腸がんの薬として
承認されました。

アバスチンを眼内に注入すると、網膜のむくみが軽くなったり新生血管の活動を弱める
効果があることがわかり、眼科領域でも使われるようになってきました。

現在、大学病院のほか一部の眼科医院でも取り入れられているそうです。

今のところ大きな副作用の報告はないと聞きますが、認可されていない治療なので
効果や安全性の検証がまだ十分でないことを承知しておく必要があります。

注射は、眼の周りをよく消毒して局所麻酔をした後、黒目から少し離れた白目に
細い針を入れ、薬を硝子体内に注射します。

人によりますが、麻酔をするのでそれほどの痛みはありません。

治療の時間は20分位なので、外来で受けられます。
薬の効果は1〜2ヶ月くらいで、再発したら再度注射をすることになります。

(※当初、効果は2〜3ヶ月と書きましたが、もっと短いとのことなので訂正しました。)

費用は、私が受けた病院では検査と注射で約7000円でした。(3割負担)

関連記事:
 ・アバスチン注射の体験記事
 →アバスチン注射
 →アバスチン注射の効果
 →アバスチン注射2回目


ケナコルト(トリアムシノロン)注射

ケナコルトはステロイド剤で、新生血管から液体成分がしみだすのを減らし、
むくみを軽くすることが知られています。

薬の効果は、白目の下への投与で約3カ月、硝子体注入で半年程度とされ、
再発した場合は再度注射をすることになります。

注射は眼の周りを十分に消毒し、局所麻酔をしたあと、細い針を使って
白目の部分から薬剤を入れます。

注射液には白い粒が含まれているので、目の中に広がると薬の粒が
影のように見える状態がしばらく続くことがあります。

ケナコルトはステロイド剤なので、副作用で眼圧が上がったり、白内障が
悪化する場合があるため、術後は十分な管理と注意が必要になります。

入院の必要はなく、外来で受けられます。
痛みに関しては、白目の下に入れるのは痛くないそうですが、硝子体内に
入れる場合は不快感があります。

費用は3割負担で2〜3千円という話と、1万円位という情報がありますが
本当のところは、かかり付けの病院に聞いてみて下さい。

 →関連記事:眼科病院リスト

参考までに、硝子体注入の場合、注射だけで約6000円です。(3割負担の場合)
それに薬代や診察料、検査代等が加算されると思います。



2.手術療法

■新生血管抜去術

網膜を小さく切り、そこから新生血管を引っぱり出して取り去る手術です。

新生血管が中心窩にある場合にも行われることもありますが、手術によって
組織を傷つける危険性があります。

手術後の視力の回復があまり良くないため、最終段階に近いわずかな症例に
しか行わないようです。


他に、中心窩の網膜を新生血管から離れた場所に移動させる手術もありますが、
現在はほとんど行われていないそうです。
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黄斑変性症にサプリメントは効くのか 

■オキュバイトというサプリメント

黄斑変性症と診断されて、決定的な治療法がないまま、
次第に下がっていく視力に気落ちしている私を見かねたのか、

「気休めかも知れないが、効いた人がいるというから飲んでみる?」と
かかりつけの医者が紹介してくれたのはオキュバイトというサプリメントでした。

医者がこのオキュバイトというサプリメントを知っていたのは理由があります。

目にいいと言われるサプリメントがたくさんある中で、
オキュバイトは医学的に効果があると検証された唯一のサプリメントなのだそうです。

2001年 AREDS (Age-related Eye Disease Research Study) が
加齢黄斑変性になりかけの人に、抗酸化ビタミンと亜鉛のサプリメントを投与する
試験をした結果、進行を遅らせる効果があったと報告されました。

このときの処方をもとに開発したのがオキュバイトだというわけです。


私はもう10ヶ月ぐらいオキュバイトを飲み続けていますが、
効いているかどうか実感はいまひとつです。

かといって飲むのをやめて悪化するのもいやなので、気休め?と
思いつつも飲み続けています。

飲んでいるから、病気の進行がこの程度で済んでいると前向きに考えて。

ひどくなってから飲むのではなく、予防のために飲むのが
正しい使い方なのかも知れません。

ですから、「黄斑変性症にサプリメントは効くのか」と聞かれたら、
効果があった人もいるけれど、自分に効くものはまだ見つけられないと
いう答になってしまいます。

黄斑変性症と思われる人のブログを読むと、目に良いと思われるものを
試していて参考になります。
ルテイン、ブルーベリー、青汁、万田酵素など色々です。

症状が軽くなったという人もいるので、効果は人それぞれですが
効果が出るものが見つかった人をうらやましく思います。

本当に目が治るなら、多少高くても怪しげでも手を出しそうですが、
よく調べて、質の良い含有率の高いものを選びましょう。
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