コンタクトレンズで減る細胞 

自分は強度の近視なので、20年以上コンタクトレンズを愛用してきました。

最初のコンタクトレンズを買った時に次のような注意を受けたのを
覚えています。
1.一日の装用時間を守ること
2.レンズを清潔にすること
3.レンズを定期的に買い換えること

レンズを清潔にするのは当然ですが、決められた装用時間数が短くて不便なので、
装用時間を守らず一日10時間以上使っていました。

でも、装用時間を守るべき健康上の理由はちゃんとあったのです。

コンタクトレンズを長時間、長期間にわたってつけている人は
目の角膜内皮細胞が早く減るのだそうです。


角膜内皮細胞とは

目の角膜(黒目)は、0.5o程の透明な膜です。
この角膜の最も内側にあるのが角膜内皮細胞です。

角膜内皮細胞は、眼球内部の水分が角膜にたまりすぎるのを防ぐ
ポンプのような役割をしていて、染みこんできた水分を汲みだして、
角膜を透明に保っています。

角膜内皮細胞に障害があると、角膜が水分でむくんでしまい、
透明だった角膜が白く濁って視力が低下します。

また、角膜内皮細胞の数が減りすぎると白内障手術など
必要な手術を受けるのが難しくなります。


■角膜内皮細胞とコンタクトの関係

角膜内皮細胞は再生しないので、年をとると次第に数が減っていきます。

裸眼やメガネの人であれば、ものを見るのに不都合が出るほど
角膜内皮細胞の数が減るということはありません

しかしコンタクトレンズを長時間・長期間に渡って使ってきた人は、
加齢による通常の減り方よりずっと早いペースで角膜内皮細胞の数が
減ることが確認されています。


■角膜内皮細胞が減る原因

コンタクトレンズで角膜内皮細胞の数が減るのは、角膜に酸素が
不足するからと言われています。

角膜は透明で血管がないため、涙などから栄養をとり、直接空気中から
酸素を取り入れて呼吸しています。

酸素を通しやすいコンタクトレンズでも、裸眼に比べて角膜への酸素は
減ってしまいます。

コンタクトレンズを外して角膜が呼吸する時間を作るためには、
装用時間を守る必要があったわけです。

また、レンズをきれいに保つことも、角膜の呼吸を妨げないことに
つながります。

目の健康のためには、コンタクトレンズの装用時間と手入れ方法は
きちんと守ったほうが良さそうです。

心配なら、一度眼科で角膜内皮細胞の検査を受けてみるといいかも
しれません。
「非接触型スペキュラーマイクロスコープ」という器械で手軽に検査できるそうです。

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