瞳の色を決めるもの 

加齢性黄斑変性になりやすい人の条件の一つに「瞳の色が薄いこと」が
あげられます。

もともと加齢性黄斑変性は欧米人に多く、日本人に少ない病気でした。
欧米人は瞳の色が薄いため光刺激に弱く、眼の老化が進みやすいと
言われていたようです。

世界には様々な瞳の色を持った人々がいて、灰色や青色の眼の
人もいます。

同じ日本人でも濃い黒だったり、少し茶色がかっていたり
人によってちがいます。

なぜ人によって瞳の色が違うのでしょうか。


■虹彩の色を決めるメラニン色素

一般的に瞳の色というと虹彩(こうさい)の色のことを言います。
虹彩は目に入る光の量を調節する役割をしています。

虹彩の色はメラニン色素の量で決まります。

メラニン色素は、目だけではなく肌の表面や髪の毛にも多く存在し、
太陽光線に含まれる有害な紫外線等から組織を保護する役目があります。

虹彩のメラニン色素の量は風土や民族などにより違います。

太陽の光が強い国では、紫外線から眼を守るために、虹彩内に
メラニン色素が大量に蓄積されて、黒や茶褐色の瞳になります。

逆に太陽光線が弱い国では、虹彩内のメラニン色素の量が少なくなり、
瞳の色は茶色や青になるといわれています。


■光の感度と瞳の色

メラニン色素の量によって、光の感じ方に違いが出てきます。

例えば青い目と黒い目を比べると、メラニン色素の少ない
青い目のほうがより眩しさを感じるのです。

そのため青い目の欧米人にとって、サングラスは必需品です。

もちろん黒い瞳の日本人にとっても紫外線などの光刺激は
目に良くありません。

活性酸素の増加が加齢性黄斑変性症の原因の一つとされているので
紫外線などの光刺激は極力避ける方が良いでしょう。


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