抗酸化サプリで加齢性黄斑変性症は防げない 

抗酸化物質を含むサプリメントをとれば加齢性黄斑変性症を予防し、
進行を抑えるのではないかと言われています。

常に光の刺激を受けている網膜は、酸化でダメージを受けて
加齢性黄斑変性症につながるという説があるので、
抗酸化サプリで補えば防げるのではないかという考え方です。

過去に大規模な試験が行われたとき、
加齢性黄斑変性症の早期〜進行期の中間ぐらいの患者に対しては
抗酸化サプリ(ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、βカロチン)が
進行を抑える効果があったと報告されました。

しかし、この研究では1次予防の効果があるかどうかは
評価されなかったそうです。

イギリスの医学学術誌 BMJの2007年10月の記事によると、
栄養状態が良い西洋人では、抗酸化物質で加齢性黄斑変性症を
予防する効果は期待できないと分かりました。

評価の対象となった抗酸化物質は、

ビタミンA・C・E、
亜鉛、ルテイン、ゼアキサンチン、
αカロテン、βカロテン、
βクリプトキサンチン、リコピン

だそうです。


気休めと思いつつも、わずかな望みを託してサプリを飲んでいるので、
記事の内容を知ってがっかりしました。

でも「栄養状態がよければ効果がない」なので、食生活に問題がある人なら
少しは意味があるでしょうか。

以前の実験で、抗酸化サプリが有効と認められたのは、早期から進行期の間の
患者だけだったのも初めて知りました。

進行期に進んでしまったらサプリは気休めなのでしょうか。
ずっと飲み続けていると、やめる決心はなかなかつきません。


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