ルセンティスと脳卒中の関係 

ルセンティス(ラニビズマブ)は、加齢黄斑変性症の治療薬で
アバスチンを改良して眼科用に開発された薬です。

日本ではまだ承認されていませんが、2006年6月にFDA(米国食品医薬品局)で
承認されて以来、世界50ヵ国で承認されています。

ウェット型の加齢黄斑変性の進行を抑えるとして期待される
ルセンティスですが、脳卒中との関係が報告されていたようです。

2007年の1月、ルセンティスと脳卒中リスクについて
開発元から医療関係者に注意があったというニュースを見つけました。


ルセンティスで脳卒中リスク?

安全性試験中に中間データを調べたところ、
ルセンティスを0.5mg投与した患者と0.3mg投与した患者では
0.5mg投与したグループの方が脳卒中になった確率が高かったそうです。

脳卒中になった確率は、0.5mgのグループは1.2%、0.3mgのグループは0.3%で、
統計上の有意差が認められたということです。

ルセンティスの投与量が多いと脳卒中の確率も高まると
読めるのでしょうか?

心筋梗塞や血管疾患に関しては、投与した薬の量で大きな差は
みとめられませんでした。

その後の試験で、脳卒中の病歴のある人はルセンティスで脳卒中が
再発するリスクが高まる可能性が示唆されたと書いてありました。

ルセンティスはアバスチンを改良した薬というイメージがあるので、
個人的には気になります。

まだ新しい薬なので、長期的に使ったときの影響など
これから新しい情報が出てくることがあるかも知れないので
ニュースに注目していきたいと思っています。

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