見えなくなる前の備え 

先月のアバスチン注射のおかげで左目の矯正視力が0.7まで改善し、
日常生活で以前ほど困らなくなりました。

見えやすくなって、つい病気のことを忘れそうになります。

しかし、黄斑変性症は進行性の病気です。

今は進行が止まっているだけで、アバスチンが切れたら
また悪くなるかもしれません。

目が見えている間に、見えなくなった時の対策情報を集めて
その時に備えなければいけないのに、つい楽しいことばかりに
時間を使っていて反省しています。

重い腰をあげて、ロービジョンの情報収集のために図書館へ行き、
大活字本コーナーの書架を見てみました。

老人になるまでは大活字本を利用することはないと思っていたのにと
感慨にふけっていると、1冊の本が目に留まりました。

「見えなくなってはじめに読む本」というタイトルの本です。

著者は、ぶどう膜炎(原田病)と緑内障で徐々に視力を失っていきます。
家庭もうまくいかなくなり離婚、そして職場(銀行)も去ることに。。

情報の80%は視覚からといいます。
視覚障害になったら誰よりも情報が必要なのに得られないという皮肉。

しかし、視能訓練で残された視野を生かす方法を知ってから
行動を起こし、みごとに社会復帰を果たします。

現在は、会社を興して自分の経験をもとにアドバイザーとしても
活躍されているそうです。


もちろん読み物としても楽しめるのですが、視覚障害になる前に
知っておくべき知識がちりばめられています。

・視覚障害になって困ること
・利用できる福祉サービス
・情報不足を補うためのアドバイス
・関連情報(本文中に出てくる病院や施設のリスト等)

特に福祉サービスについては、最新の情報を自分で調べてリストして
おくと役に立つかなと思いました。

また、この「見えなくなってはじめに読む本」は患者本人だけでなく、
患者の心理を知るために家族が読むのにも適していると思います。

実際、病院の勉強会で、患者が求めるケアを知るための教材にも
使われたようです。

図書館に置いてあると思いますので、興味があったらどうぞ。


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