ドイツ製の人工眼 

ドイツで開発された「人工眼」で失明患者が字が読めるようになるかもしれません。

この「人工眼」をつけた3人の被験者は、物の形を認識することができるようになり、そのうちの1人は、時計を読んだり、灰色のグラデーションを見分けることもできたそうです。
また、大きな文字であればきちんと単語として読むことができたとも書いてあります。

この人工の眼は「網膜下埋め込み型」で、網膜の下に人工器官を埋め込むタイプで、
具体的には、1500個の光センサーで構成されたマイクロチップを埋め込みます。
水晶体から入ってきた光をチップの光センサーでとらえ、視神経を通じて脳に送られると
38×40ピクセルの極小の映像となるそうです。

38×40ピクセルってこのくらいの大きさです。
実物大
思ったより小さいですね。

時計の文字盤や大きな文字を読むことができたというところに注目しました。
自分にとって、文字のある世界と無い世界は大きく違います。
物の形が認識でき、字を少しでも読むことができたら、生活が飛躍的に変わるでしょう。

時刻などの情報を得られるだけでなく、楽しみも増えます。
一つ一つの文字は脳内で意味付けされ、自分の経験や想像力によって様々なイメージを見せてくれます。
人間のもつ五官のうち、視覚器官からの知覚の割合が83%と言われているので
目から入ってくる情報量が増えれば影響は大きいでしょう。

今回の人工眼は、網膜色素変性のように網膜の光を感じる機能が失われる病気を想定しています。
緑内障などの視神経がダメになる病気には使えないようですね。

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