近視性黄斑変性で黄斑部に眼底出血を起こしたのがもとで
当時やっていた仕事は廃業することになってしまいました。
見えるのが当たり前だったので、急に見えにくくなった時の
精神的なショックは思った以上に大きかった。
出血したばかりの時期は、今よりもひどく見えづらくて
仕事に行ってもパソコンや資料の字も読めないし、人の顔も
よく判別できない。
初めての場所に行く時、電車の乗換え、地図や目印の看板探しも
一苦労で、目が悪いのはこんなに不自由なのかと思い知りました。
その後、治療の甲斐あって、視野欠けや歪みは残ったものの
あまり小さい字でなければ文字も読めるし、人の顔も近づけば
わかるようになりました。
眼科の定期健診で矯正視力1.0になった頃、派遣で事務の仕事に
つくことができました。
1年以上ブランクがあったし、畑違いの仕事で不安もありましたが
この職場、視力障害がそれほど負い目にならない職場でした。
何故なら働いている人の平均年齢が高い部署だったから。
なんと、ここは半分以上の人が老眼なのです。
パソコンのモニタの解像度を下げている人もいます。
打ち合わせ等の資料の字が小さいと「よく見えない」と言って、
眼鏡をはずすやら、紙を遠くに離してピントあわせを試みたりする光景が・・。
目が悪いことがわかったらクビになるんじゃないかとビクビクしていた
私にとって、「見えない」と言っても大丈夫な部署だったのは幸いでした。
目の病気にならなくても、年をとれば見えにくくなるんだなと
気が楽になったのも確かです。
考えてみれば、私はもう老眼が出てもおかしくない年齢。
病気のせいで目が悪くなるのが何年か早くなっただけかもと
自分を納得させています。
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