マクジェンが健康保険で使えるように 

マクジェン(ペガプタニブ)が2008年7月に日本で承認されたニュースの後、
続報がきました。

→→ファイザー、加齢黄斑変性症治療剤「マクジェン」を新発売

2008年10月14日、加齢黄斑変性症治療用に「マクジェン硝子体内注射用キット」
(一般名:ペガプタニブナトリウム)がファイザーから発売です。

マクジェンは、2004年12月にアメリカで、2006年1月にはヨーロッパで
新生血管を伴う滲出型の加齢黄斑変性症(AMD)の治療薬として
承認され、2008年1月現在、53の国や地域で承認されています。

日本では今年7月に中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症の
治療薬として承認を受け、9月に薬価収載されて健康保険が使えるようになりました。


■マクジェンの日本での薬価は?

今回発売されたマクジェンの気になるお値段は、123,457円

「マクジェン硝子体内注射用キット」は注射1回分の量なので
マクジェンを注射すると薬代が1回12万かかるということですね。

健康保険がきいて3割負担だとして1回3万6千円・・。

用法・用量を見ると、6週間ごとに1回注射するとなっていますが
注射回数が多いと経済的に辛いかも。

保険適用になるのは加齢性の黄斑変性症だけでしょうから
近視性の黄斑変性症だと自費ということになるのでしょうか。
自費で使うことを考えると高いですね。


マクジェンは、眼内の病的な血管新生へもっとも深く関係のある
血管内皮細胞増殖因子(VEGF)165を特異的に阻害して不良血管の
成長を遅らせ、視力低下の速度をゆるやかにします。

結果的に血管新生を阻害するので、患者にしてみれば同じような薬と
思ってしまうのですが、マクジェンは「アプタマー」、ルセンティスや
アバスチンは「抗体」というくくりになるようです。

「アプタマー」は特定のタンパク質に特異的に結合して
機能を阻害するもので、「抗体」よりも高い親和性と特異性を
もって対象に結合させることが可能だそうです。


近視は眼病のもと -目次 | TrackBack(0) | VEGF(血管内皮増殖因子)阻害剤
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