ロービジョンケアについて 

日本眼科医会の「ロービジョンの現状と展望」という記事を興味深く
読みました。

私は眼の病気になってから色々調べる過程でロービジョンケアという
言葉を知りましたが、ロービジョン外来を受診しようとは思いませんでした。

自分の目が以前のように見えないという事実を受け入れられず、病気の
治療法やよい病院を探す方向に気持が向いていたからです。

ロービジョンケアを受けるのは、敗北というか、もう眼が治らないと
認めることだと思っていたのかも知れません。

眼を治療しても視覚障害が残ってしまった場合、
中途視覚障害者がたどる道として次の5段階があるそうです。

 1.治療法を求めて病院を転々とする
 2.絶望して落ち込んだり情緒不安定になる
 3.少しずつ現実を認め努力をはじめる
 4.社会復帰への挑戦
 5.視覚障害を個性として受け入れる

ロービジョンケアは、2から3の時期の支援をする眼科で、
残された視力を活用する方法をアドバイスしたり訓練を行って、
社会復帰をサポートするという目的があります。

でも多くの患者はいつかは必ず治ると信じて、ロービジョンケアを受けず不自由な生活をしているケースが多いそうです。

また、治療に当たっている眼科医が患者にロービジョンケアの受診を
薦めることもそんなに多くありません。

眼の治療と並行してロービジョンケアを受ければ的確なアドバイスを
もらえるし、相談もできるのですが。

一家の経済を支える立場の人で視覚障害を抱えて退職を考えている場合は
ぜひロービジョンケアを受診するよう薦めています。

ロービジョンケアのおかげで現職復帰をした人が90%もいるそうですし、
視覚障害で退職すると再就職が難しくなるためです。


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